進化したマンション住宅
マンションはこんなに進化した。
コンクリートの四角い箱のイメージが強いマンションですが、こんなに進化したというケースです。お客様の基本コンセプトは「丸みをおびたまろやかな空間づくり」。壁面は平らであるという既成概念を払拭しました。ゆるやかな弧を描いた壁面を多用し、単調になりがちな空間と動線にゆとりを演出。同時に廊下の先が見えにくいという視覚的なバリアをもたらします。ナチュラルなマテリアルと、やわらかい曲線、光の造形が美しい空間です。
- アールを描いた玄関ポーチ。自然の風合いが心地よい土間には、シダの照明を置き、壁には小鳥のカサ掛けを配置。
- 円形のトイレによって廊下がアールを描くことで、玄関からリビングが見えなくなり視覚的なバリア効果が生まれる。
円形のトイレは奥様が一番気に入っているところ。上部には古竹の格子をあしらい、通風も配慮した。桧のフローリングも温かみがある。
バスルームの一角にご主人の希望であったシャワースペースを設置。洗面所の桧のフローリング、白い壁、ガラスのドアで明るく開放感が生まれた。
マンションの1階であるため、専用庭がついている。温かみのあるウッドデッキ、水鉢、灌木などあしらい、自然の草花を愛である暮らしを楽しまれている。