家族の色を表した注文住宅
はじめはお互いの好みがバラバラだったというご夫婦。インテリア雑誌などを見るうちに意見が一致して、この階段を少し上がったところに玄関がある家のイメージが浮かんできました。次におもちゃのブロックで試作しながら間取り図を考え、プランづくり。
旦那様がグラフィックデザイナー、奥様がディスプレイのプランナーということで、イメージをまとめるのに時間はかかりませんでした。部屋ごとにテーマカラーを決め、遊び心いっぱいの家が完成。雑貨も室内のアクセントになって、年月を重ねるごとに家族の色がでてくる居心地のいい家になりました。
- 玄関から下り階段でロビングへ、太い梁が力強く、部屋を引き締めている。階段下は収納スペースとして活用。テレビやデッキも埋め込んで室内の雰囲気を壊さないように工夫。
- 壁を赤くしたキッチンは、フランス映画「アメリ」がお手本。システムキッチンはプロ使用のステンレス製。
- 床はオスモー仕上げのムクのスギ材。壁は飽きたらいつでも塗り替えられるようにペイント仕上げに。ハッチ窓の上の手書き文字は、スペイン語で「至福のとき」の意味。
- 中2階の玄関を開けると、そこは大海原を走る船舶のイメージ。丸い船窓など遊び心がいっぱい。壁面のイラストも旦那様が描かれたもの。
- 丸い船窓が目を引く。
- スイッチ盤のデザインにもこだわった。
- 船舶をイメージした、海に関するオブジェがいっぱい。
- 階段の反対側はガラリとイメージを変えた和のコーナー。琉球畳を4枚使用。